パンの耳に含まれているプロニルリジン
パンの耳には、プロニルリジンという成分が豊富に含まれていますが、実はこの成分には高い抗酸化作用があることが分かっています。普段何気なく食べているパンですが、パンの耳を積極的に食べていれば、ストレス耐性がアップしたり、抗酸化作用によってエイジングケア効果も期待できます。捨てるのはもったいないですよね。
どうしてパンの耳だけに入っているの?
パンの白い部分には、プロニルリジンはそれほど豊富に含まれているわけではありません。プロニルリジンは小麦粉に熱を加えることで発生する成分なので、茶色い耳の部分に豊富に含まれているのです。こんがり焼いたパンの耳が大好きな人なら、普段の食生活の中でもプロニルリジンがタップリ摂取できているかもしれませんね。パンの茶色い部分にプロニルリジンが豊富なのは、食パンだけではないので、ほかのパンでも耳や皮の部分も食べればエイジングケア効果が期待できます。
焼きすぎには注意しよう
パンの耳に豊富なプロニルリジンですが、こんがり焼きすぎてしまうと効果が半減してしまうので注意も必要です。パンの耳をこんがり焼いて焦げてしまうと、そこからガンの原因となる成分が発生してしまいます。抗酸化作用どころか、ガンのリスクが高くなってしまうのでは困りますよね。そのため、パンの耳を食べる際には、焼きすぎて焦がさないように気を付けましょう。
今までは何気なくポイと捨てていたパンの耳は、焦げないように気を付けながら積極的にたっぷり食べたいですね。