乾燥肌の方はかゆみで悩んでいる方が多く、かいてしまうことで湿疹が出たり、別の肌トラブルが起きたりという悪循環にはまってしまう方も少なくありません。
今回はそんな乾燥肌の悩みの種であるかゆみの対策について解説します。
乾燥肌とかゆみはセット
乾燥肌とはセラミドをはじめとする角質細胞間資質の減少によって肌内部の水分が減っている状態のことを指します。
この状態はお肌のバリア機能が低下している状態で、この状態に更に刺激が加わることでかゆみが生じてしまうのです。
刺激といっても髪の毛や衣類が触れる程度でお肌にはかゆみが生じてしまいます。
かゆいからと言ってかくのはNG
かゆい部分をかくという行為は実に気持ちが良いものですが、お肌に傷をつけてしまい、よりかゆみを感じてしまう悪循環を生むのも事実です。
かくことでさらなるかゆみを誘発し、どんどんかゆみが強くなってしまうことも。
かゆみを我慢するのはつらいですが、かゆみ止め等を塗ってお肌を傷つけないことのほうが大切だと言えます。
かゆみを感じにくい素材の衣類を着用するなど工夫しよう
日常生活においてかゆみを抑えるには、ウールのようなチクチクする素材を着用せず、コットンやシルクといった自然遷移のものを選ぶなど工夫次第で大幅に効果がでることがあります。
また、入浴時に熱いお湯に入ることも体がかゆくなってしまう原因となるため、温度を落とすなど工夫が可能です。
かゆみの原因がわかれば、生活においてそれらを対策することはさほど難しくないはずです。
なるべく肌に刺激を与えないことを意識して生活してみましょう。